ムキンクスを考察。似てるけどブロリーとは根本的に違うスーパーサイヤ人第三段階変身法
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セル編にて悟空らがスーパーサイヤ人を越えようとしてできた副産物的な変身方法、それがいわゆるムキンクスと言われる形態です。
筋肉だけを膨張させブロリーのような風体になることによってパワーアップを図ることができるんですが、パワーを得る代わりにスピードがなくなるという事実が発覚。
もはや本編では誰もやらない失敗形態とされています。
そんなムキンクス形態についてブロリー化との比較も含めて解説します。
ムキンクス（スーパーサイヤ人第三段階）を考察
攻撃が当たらないから役立たず！？なムキンクス
引用元 ドラゴンボール 集英社
ムキンクスが初登場したのはセル編のVSセル完全体のとき。
ベジータが「超ベジータだ！」とか調子乗ってたらすぐ負けたのでトランクスが出張ります。
何やら「父さんを超えてしまった」とのことで、ベジータよりも一個上の段階へと変身。
超ベジータがムキムキではあるもののほどよい筋肉量だったのに対し、ムキンクスになるとゴリゴリのボディービルダーのような体格に。
これでセルに圧倒できる！かと思いきや、何のこともなくただ筋肉が大きすぎてスピードが出なくて攻撃が当たらないという結末。
「絶対に勝ちますから」「お前を殺すぞ、セル！」とか息巻いてたから期待させるだけさせといて、一発も攻撃当たらんてどういうことよ……。
結局ムキンクスではセルを倒すこともできずただ煽られて終わりました。
当時のベジータや悟空やセルすらもできるような変身だったので、特別性も何もありません。
いったいムキンクスとはなんだったんだ……。
実はパワーだけならセルに「強い……」って思わせるほどのものはあったんですけどね。
ちなみにドラゴンボール超の『ゴクウブラック編』にて、未来トランクスとベジータが手合わせする際にムキンクスに変身した未来トランクスに幻滅していました（実は弱点をよく理解し揺動として利用していた）。
ベジータいわく、ムキンクス形態は役立たずな変身とのことなので今後もフィーチャーされることはないでしょうね……。
『宇宙サバイバル編』ではカリフラとケールという二人の女サイヤ人が出てくるんですが、カリフラもスーパーサイヤ人のムキンクス形態になれるようです。
未来トランクスよろしくムキンクス状態でイキリますが弱点を知っている悟空に舐めプされます。
引用元 ドラゴンボール超 東映アニメーション 集英社
すでに弱点を知っているの悟空には対セルのときと同じように攻撃が一発も当たらないなんて展開に。
いやしかし、女サイヤ人がムキンクス状態になるとなんか……って感じですね（笑）
いくら顔が可愛くてもボディービルダー並にムキムキマッチョだったら「お、おう……」ってなります。
一方もう一人の女サイヤ人・ケールはムキンクス形態どころかブロリー化。
可愛らしかったケールがムキムキの霊長類最強になるなんてキツいです……。
比較画像↓
引用元 ドラゴンボール超 東映アニメーション 集英社
ムキンクス形態とブロリー形態は全くの別物
引用元 ドラゴンボール超 東映アニメーション 集英社
初めてドラゴンボールでムキンクスを見た人はそれをブロリーと同じ形態だと思いがちですよね。
私も初めてムキンクスを見たときは「え？これブロリーのやつじゃん！」って思いました（ブロリーの方が初見）。
しかしムキンクス形態とブロリー形態は明確に違いがあるらしく、ムキンクス形態は言ってしまえば誰でも変身できるものであるが、ブロリー形態はブロリーやケールのように選ばれた存在しか変身することができません。
ムキンクス形態はその筋肉量でスピードが落ちますが、ブロリー形態だとスピードすら上昇するバケモノとなります。
個人の考察ですが、ブロリーやケールのような普段大人しい性格で感情の振れ幅が大きすぎるサイヤ人がのみがブロリー形態になることができるのではないかと思っています。
普段大人しい人ほど怒らせると恐いの典型ですね。
ちなみに旧ブロリー映画でベジータはブロリーのことを『伝説（伝説上）のスーパーサイヤ人』と認識し、『宇宙サバイバル編』でベジータはケールのことを『本来のサイヤ人そのもの』と形容しています。
公式名称が周知されていないムキンクス形態
引用元 ドラゴンボール超 東映アニメーション
さっきからムキンクスムキンクス書いていますが、そもそもムキンクスなんて形態ではありません。
公式情報では『スーパーサイヤ人第三段階』とされています（なお超ベジータは第二段階、悟空と悟飯の心のざわめきを抑えた形態は第四段階というらしい）。
が、ファンでも調べなければ知らないんじゃないですか？これ。
ファン「スーパーサイヤ人第三段階？ああ、スーパーサイヤ人3のことね」
ってなるよ絶対ｗ
載ってるのはドラゴンボール大全集というマニア向けの本です。
【黒歴史】トランクス「僕は父さんを超えてしまった」→悟空「これでは勝てねぇ」セル「青いやつだ……」
これはあまりにも恥ずかしい……。
ベジータを超えた気になって父のプライドを傷つけんとするために黙ってたけど、実はベジータも普通にできてセルだって普通にできる変身だとすぐ判明するとか……。
なお、Googleで検索するとサジェストキーワードで『ムキンクス 黒歴史』って出ます。
これは黒歴史と言われてもしょうがないでしょう（笑）
冷静に思い返してベッドの中で頭抱える日々を過ごすことを考えると少しばかり同情しますね。
まとめ
ムキンクスについていろいろ思うことがあったので書いてみました。
もう二度とメインとして活躍することはないであろう不完全なスーパーサイヤ人を解説してみました。
しかし不完全なスーパーサイヤ人に『ムキンクス』って自分の名前もじられてる未来トランクスのかわいそう（小並感）
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
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