レッドリボン軍の主要メンバーキャラ一覧まとめ！NEW人造人間登場の新映画を観る前に復習だ！
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今年2022年6月11日に公開が迫った新作映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』。
劇中の敵役は新しく生まれ変わった新生レッドリボン軍とのことで、往年のファンなら期待してしまうものです。
でも最近ドラゴンボール超だけ見始めたという人には「レッドリボン軍って何？」となっている人もいるでしょう。
レッドリボン軍とは少年悟空編ですでに壊滅した悪の軍隊です。
DBファンの内では常識ですが、ドラゴンボールZの人造人間編で最強の敵セルを作ったドクター・ゲロの古巣なんです。
この記事はそんな今はなき旧レッドリボン軍についてのまとめ記事です。
よく知らない人も、知ってるけど映画公開を期に復習しようかなと思った人もぜひ見ていってください（旧レッドリボン軍は壊滅したので全員出てこないけどｗ）。
【まとめ】レッドリボン軍を主要メンバーキャラ一覧をもとに解説！
そもそもレッドリボン軍とは、ドラゴンボールの初期から登場する国家をも転覆させる軍事力を持った軍隊です。
世界最悪の軍隊と言われていますが、所属する国家などはなく、いわば私兵の集まりといったところですね。
レッドリボン軍の名前の元ネタはアメリカ陸軍のグリーンベレーやナチスをかけ合わせたものが由来なのではとも言われていますが、詳細は不明。
ロゴもどっかのお菓子メーカーにありそうなくらいかわいい感じです。
鳥山先生は、軍隊だけど赤いリボンってちょっとかわいい感じにしたかったんでしょうね。
レッドリボン軍の最終目標は世界征服ですが、それが容易に叶うドラゴンボールの回収を当面の目的としていました。
そんなわけで、ドラゴンボール集めをしていた悟空とぶつかるわけです。
世界最悪の軍隊の登場と聞くとなんだかシリアスな感じがしますが、初出がほぼギャグ漫画な少年悟空編なので、することなすことギャグチック。
なので最初はアホな感じで悟空と対峙していました。
しかし後半になると殺し屋雇ったり、壊滅後は専属科学者が復讐に燃えていたりとシリアル展開も多くなっていきます。
トップはレッド総帥！野望は世界征服！……ではなく身長を伸ばすこと！
まずはレッド総帥から語りましょうか。
レッド総帥はレッドリボン軍の名にもあるとおり、実質的トップ。
全権を握っており、レッド総帥を筆頭としてドラゴンボールで世界征服を叶えるつもりで動いていました。
レッド総帥は厳つい顔の割にかなり身長が低く、そのことをコンプレックスに思っています。
そんなレッド総帥は、ブラック補佐の前でつい本音をこぼしてしまいます。
「あとちょっとで身長を伸ばす夢が叶えられたのに……」と。
それを聞いたブラック補佐は失望し、銃殺することで組織を乗っ取ります。
そのブラック補佐が悟空によって倒されると組織は崩壊し、レッドリボン軍が終わりを告げたのでした。
レッド総帥いわく、世界征服は時間をかければそのうち叶うと思っていましたが、孫悟空というイレギュラーによって全部台無しになってしまったわけです。
いやしかし、フリーザにしろレッド総帥にしろ、身長伸ばしたいやつ多すぎぃ！ｗ
引用元 ドラゴンボール 集英社
やはり身長とは男の命題なのだろうか……。
このレッド総帥の親族なのでは？と思われるのが映画『スーパーヒーロー』に出てくるマゼンタです。
案の定（？）チビです。
彼もおっきくなりたいのかもしれません。
【愉快な仲間たち】レッドリボン軍の主要メンバー
レッドリボン軍の主要メンバーは色の名前+階級で呼ばれています。
一覧すると以下の通り（影薄いのは省いてます）。
- ブラック補佐
- シルバー大佐
- ホワイト将軍
- メタリック軍曹
- ムラサキ曹長（実はムラサキ・コン・チャ・アカ・アオの五つ子の総称？）
- イエロー大佐
- バイオレット大佐
- ブルー将軍
などなど（他にもいた気がするけど忘れた）。
彼らは基本悟空に立ち塞がり敗れ去ります。
ブラック補佐
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
まずはNo.2のブラック補佐から紹介。
レッド総帥の右腕……だったんですが、先程書いたように終盤でレッド総帥を裏切り、自らがトップに君臨することになりました。
長身の黒人男性なため、優秀で側に置いておきたいと思いつつ、側に寄られるとコンプレックス爆発しそうだったんでしょうね。
レッド総帥を裏切ったあとはバトルジャケットに乗り込み悟空と対峙しますが倒されてしまいます。
なお、見た目が差別的であると言われることもあってちょっと扱いにくキャラである。
シルバー大佐
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
シルバー大佐は悟空が最初に出会ったレッドリボン軍メンバーでもあります。
肉弾戦が得意ですが、悟空にあっけなくやられてしまったので出番はあまりありません。
ホワイト将軍
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
ホワイト将軍は雪国にあるマッスルタワーの長であり、メタリック軍曹やムラサキ曹長と組んでいます。
彼が頂点にいるマッスルタワーには、軍の精鋭兵士や人造人間、ブヨンという謎の生物がいたりします（……冷静に考えるとマッスルタワーってなんだよ……）。
悟空に追い詰められ卑怯にも老人を人質に取るも、最終的に後述する元味方だった人造人間8号にぶっ飛ばされて退場。
メタリック軍曹
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
メタリック軍曹は何やら電池式のアンドロイド。
マッスルタワーで悟空と対峙しました。
後述するドクター・ゲロ制作の噂がある人です（人造人間シリーズかは不明）。
悟空を追い詰めるほど強いですが、電池切れで倒れるというあっけない結末を迎えました。
モデルは見てわかるとおりターミネーターのシュワちゃん（たぶん）。
ムラサキ曹長
引用元 ドラゴンボール 集英社
ムラサキ曹長もマッスルタワーで悟空の足止めを担当しました。
忍者コスプレを身にまとい、エセ忍術を使い戦います。
完全な分身の術を使ってみせますが、その実それはただの五つ子兄弟を呼び寄せただけでした。
彼に天津飯の四身の拳を見せてあげたいものだ……。
ムラサキ曹長「……四つ子なの？」
イエロー大佐
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
イエロー大佐は悟空少年期にはまだまだいたアニマル人間の一人。
トラ人間の飛行機乗りです。
アニマル人間になれる薬でそうなったのか、本当のアニマル人間だったのかは不明。
悟空に瞬殺されて以降出番はないです。
ヴァイオレット大佐
ヴァイオレット大佐はドラゴンボール名物のムフフ枠。
女っ気のないレッドリボン軍編を彩ってくれますムフフ。
あまり出番はないものの、レッドリボン軍メンバーの中で数少ない最後まで生き残ったキャラです。
なお、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』では、レッド総帥の妻であり、マゼンタの母であることが匂わされています。
レッド総帥羨ましい。
ブルー将軍
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
そしてレッドリボン軍の中でも特に印象深いブルー将軍。
ブルー将軍はオカマ（今この表現大丈夫か？）の中隊長。
悟空たちを何度も翻弄し、レッドリボン軍だと一番登場回数が多かったんじゃないかな？という印象。
ブルマが色仕掛け作戦で翻弄しようとしたこともありましたが、女嫌いのオカマなので効かず。
極度の潔癖症であり、部下が鼻をほじっていただけで処刑を命じたりします。
その銃声を聞いて「良い音……」と酔いしれるサイコなところがあります。
引用元 ドラゴンボール 集英社
そしてペンギン村に行ったこともあり、アラレちゃんと対峙するという珍しい経験の持ち主でもあります。
登場して倒されてすぐ退場というレッドリボン軍メンバーが多い中、長い間登場し続けたキャラです。
肉体的に強いのとプラスして、超能力まで使え、レッドリボン軍随一の戦闘力を誇っています。
レッドリボン軍の中では特にキャラ立ちして語ることが多い面白いキャラだったりするんですが、あっけなく死んで退場。
惜しい人を亡くしたもんだ……。
旧レッドリボン軍の中でもブルー将軍だけ復活しないかな。面白いし。
レッドリボン軍が雇った最強の殺し屋・桃白白！
引用元 ドラゴンボール 集英社
レッドリボン軍のメンバーではないのですが、邪魔者である悟空を暗殺するためにレッド総帥直々に雇ったのが殺し屋の桃白白（タオパイパイ）。
名前は読みにくいうえに下ネタチック（上ネタ？ｗ）ですが、その実力は折り紙付き。
おもしろキャラで溢れるレッドリボン軍でも、読者に衝撃を与えたキャラです。
なんとこの人、舌で刺殺することが可能です。
先に書いたブルー将軍もそれによって死亡しているんですよね。
さらには柱をぶん投げてそれに飛び乗り何キロも移動するという神業を披露したこともあります。
完全版ドラゴンボールの表紙にもなったくらいの名シーンですね。
引用元 ドラゴンボール 集英社
そして悟空も一度、この桃白白に敗北を喫していたりします。
カリン塔で修行しなければ悟空でも勝てない強敵だったんですよね。
最後は自分で投げた手榴弾を弾き返され爆発四散で死亡……
……はしておらず、後にサイボーグ桃白白として天下一武道会に参戦してきたりします。
なお、（以下略）。
レッドリボン軍メンバーで実質最強！？ドクター・ゲロと人造人間たち
レッドリボン軍の主要メンバーはしょぼい人多いですが（ひどい）、その裏側にいる科学者はとてつもなくすごいのです。
それがドクター・ゲロ。
引用元 ドラゴンボール 集英社
レッドリボン軍よりもセルや18号など各種人造人間たちの方が有名だったりしますが、その人造人間たちを作った人こそ元レッドリボン軍所属のドクター・ゲロなのです。
レッドリボン軍を壊滅させた悟空に復讐心を燃やしますが、なぜそんなに忠誠心があったのかは不明。
さて、人造人間といえば17号とか18号とかセルとかが有名ですが、実はそれよりも前に人造人間は登場しています。
人造人間の初出は人造人間8号。通称『はっちゃん』（悟空が名付けた）。
フランケンシュタインみたいな風貌をしています。
見た目とは裏腹に優しい心を持っており、悪いことが嫌で主人であるホワイト将軍に反旗を翻しています（ぶん殴ってぶっ飛ばした）。
はっちゃんは最初こそ悟空の敵として登場しますが、平和的な性格だったため戦うことなく悟空と仲良くなり友となりました。
はっちゃっんは当時のキャラの戦闘力としては誰よりも強かったのではないかと考察されていたりします。
ただの人間をベースにからフリーザ超えの17号や18号を作ったくらいだから、実は悟空はおろかピッコロ大魔王よりも強かったのではないかと（妄想ですが）。
以下に書く16号と同じように、ただただ優しすぎたから力を使って誰かを傷つけるのが嫌だったから、とか。
悟空によるレッドリボン軍壊滅後、復讐に燃えるドクター・ゲロが人造人間シリーズを作り続け、当時最強と思われる人造人間16号を作り上げます。
完全な機械式であり、死んでしまった息子をモデルとしていますが、何やら失敗作らしくすぐに封印してしまいます。その理由は今でも明らかになっていませんが、後に休眠を解かれます。
そして次の人造人間は生物由来の人間型に戻し、人造人間17号と18号を作り上げます。
引用元 ドラゴンボールZ 東映アニメーション
どこからか誘拐されてきた双子の兄弟を改造したというとんでもないマッドサイエンスです……。
彼らが16号の封印を解き、ゲーム感覚でレッドリボン軍ドクター・ゲロの意思を引き継ぎ悟空を殺すことを目標にします。
今ではかっこいい＆かわいいの心強い味方ですが、最初こそ悟空を殺しに来る敵だったんですよね……。
人造人間の最終型が人造人間19号と20号。
人造人間19号は金正恩みたいなあいつで、人造人間20号はドクター・ゲロ自ら改造を施した姿です。
未来トランクスから最強の人造人間と聞いていたので警戒していましたが、ベジータが瞬殺して拍子抜けされています。
以上の人造人間たちは悟空たちがパワーアップすることでなんとか対処できるようになりましたが、最強最悪の人造人間セルの登場により全人類を恐怖のどん底に陥れることになります。
ドクター・ゲロはもしものためと自身のコンピューターに人造人間作成作業をオートで継続させており、悟空やベジータ、ピッコロなどの細胞を使ったクローン人造人間セルを作ってたんですよ。
最強をいくつもかけ合わせたセルこそがレッドリボン軍（残党）が作りし最強の兵器というわけです。
ドクター・ゲロの研究は末恐ろしいものですね……。
そんなセルが出来上がるのは未来トランクスが来た未来より少し先の未来（ややこしいな）。
自身の覚醒のため、未来でトランクスのタイムマシンを奪い、覚醒材料である17号＆18号を吸収しに現代までやってきたというわけです。
……他にもセル的なやつ今でも作ってないでしょうなぁ……。新映画で出てこないでしょうなぁ！（期待）
レッドリボン軍もドクター・ゲロの研究を中心に据えてたら世界征服も早められてんじゃ……とも思うけど、ゲロに組織乗っ取られそうだわ。
余談ですが、人造人間だけでなく、最終決戦でブラック補佐が乗り込んだバトルジャケットも、マッスルタワーのブヨンも、サイボーグ桃白白すらもドクター・ゲロが作ったのではないかと言われることがあります。
あと外伝としてPS4ゲーム『ドラゴンボールファイターズ』では が新生レッドリボン軍を組織し、クローン兵でもって大騒動を巻き起こしたとかなんとか（やってないから詳しくは知らん。やったら書きます）。
名前かわいいのにレッドリボン軍関係はほんと悪どいことばっかやってますね。
新映画『スーパーヒーロー』でレッドリボン軍が復活！マゼンタとドクター・ヘドと人造人間たち！
引用元 ドラゴンボール超スーパーヒーロー 集英社 東映アニメーション
2022年6月11日公開の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』では、正史ではすでに壊滅済みのレッドリボン軍が復活するようです。
トップはレッド総帥の息子でありレッド製薬社長のマゼンタ（『マゼンタ』は濃いピンク色のことです）。
引用元 ドラゴンボール超スーパーヒーロー 集英社 東映アニメーション
その部下にはドクター・ヘドという科学者がおり、
ガンマ1号とガンマ2号という人造人間を生み出しました。
そして別の人造人間も作っており、公式の情報でそれが『最悪の人造人間・セルマックス』として明かされ新生セルが誕生しました。
引用元 ドラゴンボール超スーパーヒーロー 集英社 東映アニメーション
敵役人気ランキングでいつでも上位にいるセルは消滅してから一度も復活することもなく（GT？知らんな）、冷遇されてきたと言えるので（GTでも冷遇されてたわ）、この新生セル誕生はDBファンのボルテージを上げました。
レッドリボン軍残党が生み出した最高傑作こそがセルなのでね。
結局最後は悟飯ビーストの魔貫光殺砲に貫かれて消滅しましたが、何かの形でまたセルシリーズには登場してもらいたいものです。
まとめ
DB界隈で話題のレッドリボン軍についてまとめてみました。
なお、アニオリや映画『最強への道』での設定はあまり加味していませんのであしからず。
人造人間編でレッドリボン軍の名前が出たときは「そこを復古するのか！」とワクワクしましたが、そのワクワクが『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』にもありますね。
新生レッドリボン軍と新生人造人間が見れる日を楽しみにしておきましょう！
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